ガイヤの夜明け 2019年8月6日 酷暑に立ち向かう!父と子の技術

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本日のテーマ:酷暑に立ち向かう!父と子の技術

  1. 帽子
  2. バルブ90

 

1.帽子

帽子は
直射日光には有効的だが、通気性の悪いものを被ると内部に熱がこもり熱中症になる恐れもある。

 

そこで開発されたのが

熱中症対策に新兵器

「Airpeak (エアピーク)」

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二重になったツバの間から空気が通り抜ける構造。

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更に空気がうまく流れるように2層構造になっている。

 

熱中症の研究者によると

エアピークと普通の帽子では最大13度も変わる。

 

この帽子を開発したのは

ビルマテル

https://www.builmatel.com

 

主力事業は屋上緑化

虎ノ門ヒルズ銀座三越など大型の物件を手がけている。

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まず熱中症用のヘルメットを手がけた。

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前についた穴と後ろについた穴から空気が流れるようになっており頭を涼しくする。

この商品が大ヒット!!

熱中症対策は大きなビジネスになることに気がついて帽子に応用した。

そこからランニング、ゴルフキャップも開発。

 

しかし、現在の売上は赤字。

販売実績年1万個

採算ベース年5万個

 

これを打開するには一流アスリートに認めてもらえる商品にしないといけない。

2つの目標を立て直し商品の改善を行った。

2分の1の軽量化

2倍の遮熱効果

 

帝人と共同開発

・ナノフロントを利用

「ナノフロント(NANOFRONT)」とは、テイジンが世界で初めて開発した超極細ポリエステルナノファイバー。直径が700ナノメートルで、1本の糸の断面積が髪の毛の7500分の1というものです。

長繊維で織り上げられた生地の表面積は、従来繊維のなんと数10倍にも達します。そのため従来繊維と比べ、高い吸水性や吸着性、防透性を誇ります。また、生地の肌ざわりが柔らかく、皮膚への刺激が格段に少なくなります。

参照:帝人 | 超極細ナノファイバー「ナノフロント」 | 「ナノフロント」のテクノロジー

 

新型は8℃も従来製品に比べて熱が逃げた。

 

結果:4割の軽量化と2倍の遮熱性を実現
Airpeak PRO [エアピーク プロ]

Airpeak PRO [エアピーク プロ]

 

 

敦賀大学と順天堂大学の駅伝チームも使用

鈴木雄介選手(競歩20キロ世界記録保持者)との契約にこぎつけた。

 

 

2.バルブ90

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「バブル90」90%の節水率×洗浄力

株式会社DG TAKANO

参照:世界を節水する Bubble90 バブル90|公式サイト

価格1つ3万円

20万個以上売り上げている。

主にチェーンの飲食店や工場など。

バルブ90の特徴

・蛇口に取り付けるだけで最大節水率90%

・水の玉をマシンガンの弾丸のように連続して汚れに打ち付ける、洗浄力の高い洗浄方式

 

次の挑戦は

一般家庭向けの商品開発

 

現在は様々な商品をラインナップしている

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世界を節水する Bubble90 バブル90|公式サイト