未来世紀ジパング 2019年8月14日 私は日本人です...戦争の"忘れ形見"フィリピン残留孤児
今回のテーマは
私は日本人です...戦争の"忘れ形見"フィリピン残留孤児
舞台は
フィリピン🇵🇭
1941〜1945年
フィリピンを日本が占領
日本軍による占領がフィリピン社会に与えた根深い問題 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
↑フィリピン日本占領について詳しく知りたい方がいれば。
1945年
アメリカ軍、フィリピンを奪還
その時、日本人家族は散り散りになってしまった。そして残留孤児が生まれてしまった。
残留孤児とは
外国に行った両親に死別、または生別したまま、現地に取り残された子供。
参照:コトバンク
残留孤児といえば
中国(満州)が有名である。
国別残留孤児数ランキング
1位中国
2位フィリピン
フィリピン🇵🇭の方が数は少ないものの多くの残留孤児がいる。調査では3,800人もいると言われている。
なぜフィリピン残留孤児は日本国籍を取りにくいのか?
中国残留孤児の場合、
両親共に日本人。
フィリピン残留孤児の場合、
父が日本人。
母がフィリピン人。
政府による支援が不十分である。
また、戦後日本人狩りや日系人の迫害が起きたため、日本人であることを隠すために証拠を処分した。
だから、いま日本人であることを証明することが難しい。
また 日本人であることを隠し、かろうじて生き延びたため、教育を受ける機会に恵まれず、そのため多くの日系人家族はフィリピンの貧困層に属している。
イロイロ邦人集団自決
簡単にいうと
日系人家族集団自決。
戦後、追いやられた日系人、日本人がマアシン町のスヤックという村の山中で、「これ以上、軍の足手まといにならないように」と、老人・婦女子の「集団自決」事件が起きた。判明しているだけでも200人以上が犠牲となっているが、それよりもっと多かったと思われる。
時には親が子供を手にかけて自決を行った。
貧困で”病院に行けない”
日本人が最新技術で挑む!
AI活用の3Dプリント義足で「義足を持てない患者」救出へ、インスタリムがフィリピンで実証実験を開始を始めた。
インスタリムは義足の開発に3DCAD(3Dモデリングソフト)や3Dプリンタを活用。そのため、パーソナルな注文も安価なコストで作ることができる。
フィリピン輸出大国になれるか
奇跡の木“モリンガ”
モリンガは90種類以上の栄養素を持ち、葉や実、種子はもちろん、花、茎、根に至るまですべてを利用できる、まさにスーパーフードです。現地では、お茶にしたり、すりつぶして粉末にしたりして食べられているそうで、鉄分はプルーンの82倍、カルシウムは牛乳の16倍、ポリフェノールは赤ワインの8倍、食物繊維はごぼうの5倍・・・などなどその数値は驚異的。アフリカでは昔から薬草として大切にされており、最近では国連の世界食糧計画にも採用されたほどです。
参照:奇跡の木と呼ばれるスーパーフード、モリンガが本当にすごい! | TABIZINE~人生に旅心を~
フィリピンではモリンガの輸出を日本にしている。モリンガの認知が高まり日本の各社が様々な新商品にモリンガを起用している。
例:日清食品
出稼ぎ国家”フィリピン🇵🇭”
GDPの1割が海外からの送金。
国内の産業が安定していないフィリピン。
そのため、多くのフィリピンは海外に出稼ぎに行ってしまう現状。
フィリピン政府としては
国力を上げるために自国産業の創出・強化が必要。
日本政府としては
移民政策を推し進めているのでフィリピンにチャンスがある。