大嘘だらけの食料自給率

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この本を読んで政府の情報操作に騙されたと思いました。

 

本を要約するのは苦手なのでみなさんに疑問を問いかけたいと思います。

特におーーーって思ったところを抜粋。

 

Q,そもそも政府が掲げる自給率の計算の仕方は?

カロリーベース総合食料自給率

=1人1日当たり国産供給カロリー/1人1日当たり供給カロリー

=(国産+輸出)供給カロリー÷人口/(国産+輸入−輸出)供給カロリー÷人口

 

この計算の仕方で100%達成したとしても供給量が適量かはわからない。戦時中の日本はカロリーベースの自給率100%だったが食料不足で悩まされていた。

あと、カロリーベースになると輸入されている食肉はカロリーが高いですよね!だから必然的に比率は高くなる。

 

Q,農業人口減=農業衰退?

世界でも日本と同じくらいの比率で農業従事者は減少しています。それと同時に1人当たりの生産量は上がっています。効率性があがり、競争に勝てなかった農家は駆逐されていった結果でもあります。

 

Q,日本国民が食べられる量を日本で生産することが本当に食料安全保障なの?

 

英国政府

自給率を高めるために、特定の作物の価格を人口的に上昇・維持させる政策は、農家の質を低下させる一方、膨大な在庫を生み出す」と主張しています。まるでいまの日本!

 

食の安定供給を国民に保障するためには仕入先の信頼性と多角化が必要。

 

国内ですべて生産したところで大規模な災害や例にみないほどの異常気象がおきれば食料は不足する。

 

いまの日本は輸入なくして成り立たない。

電力、燃料、資源などなど。

それなのになぜ食料だけは国内生産にこだわるのか。疑問ですねーー

 

 

あんまりうまく書けなかったのでとりあえず読んで!めっちゃ安くで売ってます。

政府の情報操作からの脱却しましょ。

政府が正しいと思っている方も騙された気持ちで読んで下さい!

 

日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社+α新書)

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